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2/16 三回忌

妹の三回忌で、大阪へ帰省。

 

 

思い返しても、全く実感がなく、ただ月日が流れたという感じの2年。
 
それでも傍にいて、その存在を必要不可欠として生きていた旦那さんと子どもたちには途轍もなく大変な2年間だっただろうな。
 
 
 
 
私は妹が亡くなってから、彼女との思い出を思い返そうとしてみたけれど、実はあまり記憶がなく、小さいときは環境的によく遊んでいたはずなのに、殆ど思い出を思い出せないことがわかった。
 
性格は極端に違ったけれど、仲が悪いわけでもなく、大人になってからは特に離れていたということもあるけれど、普通の仲のいい姉妹だった。
 
ただ、会うとしても年に数回、正月とお盆くらいだったので、突然いなくなられても、正直実感も全くわかず、よくわからない感じだった。
 
 
 
 
今日もそれは一緒で、お坊さんの長いお経の間、みなが時々涙を拭う中、私は涙どころか悲しいという気持ちも殆ど湧いてこなかった。
 
 
これってなんなんだろう。
不思議な気持ちだな。
なんだかんだ言っても、仲良く大好きだった実の妹。
 
 
 
そんなことを考えつつ、ぼんやり天井をみつめていると、電灯がバチバチ、ついたり消えたりしだして、そのうち子どもたちもそれに気づいて、「ママだね!」と明るく言っていた。
 
現実的な私は、たまたまこういうことが重なるってあるんだなあ、と夢も希望もないことを思っていたけれど、お経が終わるとその現象もぴったりおさまったので、さすがにちょっと、もしかしたらそうなのかなあなんて、珍しく思ったりした。
 
ただ、もう一度会ってみたいなとは思う。
幽霊でもいいな、この際。
 
生きて動いていたころの妹は、どんな声で、どんな仕草だっただろう、きっとどんどん、思い出しにくくなっていくのかもしれない。
 
 
 
 
私の出来ること、というかしたいことは、妹の死ぬほど大事にしていた、子どもたちに、自分が出来る範囲のことをするということ。
 
 
 
 
「〇〇ちゃん、ママに似てる」
 
 
最近の上の子の口癖。
髪が伸びたからかな。
 
まあ、姉妹だからね。
でもほんとは今まで似てるなんて言われたことないくらい顔違うんだけど。
 
 
妹のことだけじゃなく、無くなってしまって、どう足掻いてもどうにもならないものに、執着したくはないと日頃から思っている。
 
それでも、あったらいいのに、と思ってしまうときもあるけれど、そう思い悩む時間を、出来るだけ何か、次につながることをやる時間にしたい。
 
 
 
まあそれでも私は、グチグチ思い悩むタイプなんだな、結構!!
 
 
さあ今度は、姪っ子甥っ子たちと、どこに遊びにいこうかな〜!